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2020/06/21

Taskerを使おう(12)  BT接続環境を改善しよう

Taskerを使おう(11)で車に乗ると自動的にAmazon Musicが再生されるようにしていますが、うまく接続できなくてBGMがないまま運転することがよくあります。

実行ログを取ってみてもタスクの実行はしているようだし、理由が不明でした。

現在、Androidスマホには通信用のSIMを入れていて、Androidの方が便利なものを使用していますが、ペアリングしているマウスやキーボードが接続されない等、どうも自分の使用している機種はBT周りが弱いみたいです。
色々試した結果、BTのオンオフで問題が解消できるっぽいので、BGM再生のタスクを変更してみました。

まずプロファイルで近くのBluetoothとして車載オーディオを指定します。
実行タスクとして、Amazon Musicの起動とBTのオフ→オンを実行します。
この時に一応Waitを1秒入れておきました。


これでBTが確実に接続されるようになりました。

続いて、もう一つプロファイルを設定します。
今度は接続中のBluetoothとして車載オーディオを指定します。
タスクとしては前回と同じようにボリュームを上げてメディア操作で再生コマンドを指定します。
これで問題ないかと思いましたが、車載オーディオの再生準備が間に合わず、スマホから音楽が流れることがよくあるため、再生コマンド前にWaitを8秒入れました。


今のところ、この設定で確実に動いています。
プロファイルを2つに分けましたが、近くのBluetoothの方で全て処理しても問題ありません。

実はもう一つ問題が残っていて、エンジンを止めてBT接続が切れた時にバックタスクでホームに戻る設定としていますが、それが実行されておらず、次にエンジンをかけた時に自動的に再生されないことがあります。
とりあえず、車載オーディオの方で再生ボタンを押すと曲が流れるので、今のところそれで対応しています。
この問題については、今後も検証していきたいと思います。

2018/11/01

Taskerを使おう? Z 7で撮影した写真をすぐにGooglephotoにUPしよう

新しいカメラを購入してからというもの、休みは取れず、休日は天気が悪く、さっぱり撮影しに行けません。紅葉が終わってしまう・・・

Z 7にはBTがついており、NikonからSnapBridgeというアプリもでています。
カメラの電源が入った状態でこのアプリを立ち上げると撮影した写真がスマホに取り込まれ、ついでにNikonImageSpaceに送られます。

でも、普段からGooglephotoの共有機能を使っているので、撮影した写真はそっちに送りたいし、撮影するときにいちいちスマホを出してアプリを立ち上げるのは面倒くさいので自動化します。

問題点のうちGooglephotoに送るのはSnapBridgeの保存先の設定で保存先をAndroid端末のDCIMにし、Googlephotoの同期設定をONにしておけば大丈夫です。

んで、TaskerのProfilesをBTnearにし、NAMEにZ 7を指定します。
たしかLEデバイスだったと思うので、そこにチェックを入れています。
また、とにかくBTをつかめばいいので、UnpairedDevicesにもチェックを入れてみましたが、これはいらないかも?

Tasksは単純にLaunchAppでSnapBridgeを立ち上げるだけです。
立ち上がりさえすれば自動的にZ 7とつながるので、後は撮影するだけです。

このアプリのいいところは、RAWのみで撮影してもリサイズしたJPGを作成してスマホに送ってくれるところです。
前からRAW+撮って出し用のJPGで記録していましたが、Googlephotoに送ってリサイズされたものしか普段見ておらず、きちんとした作品を出す時だけRAW現像してました。
RAW+Jpg保存だと1スロットしかないとカードの中に同名で拡張子が違うものが放り込まれるため、拡張子ごとにソートして移動とか、一旦数メガもあるJpgを取り扱う必要があって面倒でした。
この方式なら定期的にスマホの写真フォルダにある数百メガの軽いファイルを削除しておくだけでいいので管理が楽になるかもしれません。

ということで、SnapBridgeは使えるということでした。

Taskerを使おう(11) 車内でAmazonMusicを聞こう

AmazonプライムデーだったかでAmazonMusicUltimateが99円になっていたので購入してみたら、色々な最新曲がすぐに聞けるようになるので、家族によろこばれました。

んで、ドライブに行ったりするときもBT付きのカーナビにスマホから飛ばして聞いていますが、いちいち切り替えるのが面倒くさくなったので、Taskerで自動化してみました。

車載オーディオとBT連携している事を前提に、
Profilesの新規作成でState→Net→BTConnected→機種名かAddressを選択してください。
自分は機種名でいくと安定しなかったので、Addressにしています。


Taskについては、AmazonMusicアプリを立ち上げて、ボリューム調整して再生ボタンを押すので、下のようになっています。
気を付ける点は、最初にLaunchAppでAmazonMusicを立ち上げたとき、すぐに音量調節や再生ボタンを押さずにwaitを入れることです

Android端末にもよりますが、アプリが立ち上がるまでの時間とメディア音量が端末スピーカーからBT端末に切り替えるまでの時間を稼ぐ必要があります。
自分の端末は8秒としていますが、ここはそれぞれにあわせて調節してください。

あとは実際に試してみてうまくいくのを確認したらEndTaskをつくります。
写真はありませんが、自分は演奏の一時停止の後、音量を0にして、Home画面にもどるTaskを作っています。

これで自分の環境ではうまく動いていますが、AmazonMusicでは再生リストかラジオを選択してから再生ボタンを押すため、このTaskを動かすにはあらかじめどちらかが一時停止状態になっている必要があります。
また、再生リストだとリストの最後に来ると音楽が止まってしまいます。
そうなるとAlexaとかをうまく使ってハンドフリーで次のリストを選択しないといけません。
どうにかしてうまくできないか考え中です。

2016/02/12

Taskerを使おう(10) 簡易ランチャーを作成しよう

 ホームボタンのスワイプって活用してますか?
 自分はGoogleNOWを立ち上げるのに使ってましたが、ホームアプリをGoogleに変更したため、画面スワイプでNOWカードがでてくるのでこの機能を使っていませんでした。


 で、これとは別にTaskerで画面の明るさを制御しているのですが、自分の設定的にDisplayがonになったときのみ判定しているので、暗い場所から明るい場所に移動したとき等いちいち画面を消して立ち上げ再判定させています。


 今使っている端末は画面サイズが大きいので、ステータスバーを開くのが面倒くさく、簡単に設定変更できないかと思い、Taskerでなんとかしてみようと考えました。


 最近のTaskerが入っていると、ホームボタンのスワイプをすると使用アプリの選択画面が出てくると思います。通常は選択しても何も起こりませんが、下記の作業をすると色々とできるようになります。

 今回のプロファイルは下記のとおりとなります。

Profile: ホームスワイプ (41)
 Event: Assistance Request [ App:* ]
Enter: appselect (29)
 A1: Menu [ Title: Background Image: Layout:IconGridMenu Timeout (Seconds):30 Show Over Keyguard:On Items:(5) ]
 ↑だとよくわからないので、詳しく説明します。

 profileの新規作成からEvent→UI→Assistant Requestを選択します。

 入力できる画面がでますが、何もせずに戻るとTaskを求められるので、とりあえず「appselect」という名前で新規作成します。



 Task作成画面で新規追加ボタンを押し、Alert→Menuを選択します。

 Itemsの所にある+ボタンを押したらアイテム選択の項目が出てくるので、Actionボタンを押します。


 App→LaunchAppと選択していくとアプリ一覧がでますので、ランチャーに表示させたいアプリを選択します。

 選択後バックキーで戻り、ランチャーに表示させたいアプリをどんどん登録していきます。
 Actionで選択できるのはTaskで設定できるものすべてになるので、WifiやBT、画面回転のOnOffやステータスバーの表示、Menuの下層にさらにMenuをおいたりすることができますので、普段良く使う機能を登録しておけばランチャーアプリを入れる必要が無くなります。

 後はホームボタン長押しからのスワイプで起動するアプリを常時Taskerとするようにすれば完成です。

 問題としては、画面中央に表示されることから、どっちにしろ両手操作が必要になってくるということですが、並びをうまく変えて一番必要な物が片手でタップ出来るようにしたら何とか実用的になります。

2015/05/07

Taskerを使おう(9) Nexus9の周辺光データ取得について

 前のTaskerの記事でNexus9の周辺光取得がうまくいかないと書いていましたが、あれからいろいろとやってみたところ、一応解決したので書き込んでおきます。

 原因はディスプレイの明るさの自動調節をオフにしていたことのようです。
 オフにしていると、周辺光を測定するアプリも立ち上げて暫くしてからでないと測定してくれませんでした。たぶん自動調節でないと測定する必要が無いと判断し、ディープスリープになっているのだと思われます。

 自動調節をONにしたところ、画面が表示されるとTaskerの明るさ調整も無事動きました。
 
 ただし、自動調節ONにしないといけないので、現在のTaskは下記のとおりとなっています。

Profile: 画面on (13) ←プロファイル名です
Event: Display On ←画面が点灯した時という条件です

Enter: 明るさ調整 (34) ←タスク名です
A1: Wait [ MS:0 Seconds:2 Minutes:0 Hours:0 Days:0 ] ←センサーが取得する時間として2秒Waitをかけています 
A2: If [ %LIGHT < 2 ] ←照度センサーが2以下の時
A3: Screen Filter [ Configuration:28.9% Soft-keys On Package:com.haxor Name:Screen Filter Timeout (Seconds):0 ]  ←Screen Filterを使って現在の輝度の28.9%になるようにしています
A4: Else  ←A2以外の時(照度センサーが2以上の時)
A5: Screen Filter [ Configuration:100.0% Soft-keys On Package:com.haxor Name:Screen Filter Timeout (Seconds):0 ]  ←Screen Filterの値を100%にします(Screen Filterが停止します)
A6: End If  ←条件式を終了します。
A7: Zooper Widget Pro Variable [ Configuration:#Tlight# = %LIGHT Package:org.zooper.zwpro Name:Zooper Widget Pro Variable Timeout (Seconds):0 ]  ←Zooper Widgetに照度センサーの値を渡しています
A8: Flash [ Text:%BRIGHT Long:Off ]  ←画面の輝度をトーストします

 前と違って自動的に明るさが切り替わってしまうので、余計なものはすべてはずし、周辺が暗い時だけ輝度を下げることにしました。
 その輝度もあまり下げると見難くなることがあるため、割と高めに設定してあります。

 Android端末はそれぞれ個性があるので、じっくりと調べながらTaskerの設定を作りこんでいく必要があります。
 こうやって書いているサンプルもあくまでサンプルなので、自分の環境に落とし込んだときに最適な動きをするようカスタマイズしてください。

2015/02/13

Taskerを使おう(8) ブルーライト軽減アプリDarkerを入れてみた

 Nexus9の画面は自分にとっては青白く感じ、読書の時も目にやさしくなかったので、ブルーライト軽減アプリを入れていたのですが、今回、新たにDarkerというアプリを入れてみました。

 このアプリはTaskerと連携できるというか、Taskerからコマンドを送信して制御できるので、色温度変更&スクリーンフィルターとして色々弄くれます。

Taskの作成の時にsystemからSendIntentActionにコマンドを打ち込みます
コマンドは、GooglePlayのDarkerの説明のところに記載されています。

今回作ったのは、Nexus9の自動明るさ調整です。

Profile: 画面on (13) ←プロファイル名
Event: Display On ←画面がついた時
Enter: 明るさ調整 (34) ←Action名
A1: Wait [ MS:0 Seconds:3 Minutes:0 Hours:0 Days:0 ] ←センサーが反応するまで3秒のウエイトを入れます 
A2: If [ %LIGHT < 2 ] ←環境光センサーのレベルが2未満のとき
A3: Display Brightness [ Level:130 Disable Safeguard:Off Ignore Current Level:Off Immediate Effect:Off ]  ←明るさレベルを130(Nexus9で大体50%)にします
A4: Send Intent [ Action:darker.SET_10 Cat:None Mime Type: Data: Extra: Extra: Package: Class: Target:Broadcast Receiver ]  ←Darkerに明るさが10%となるフィルターをかけるコマンドを送信します
A5: Else If [ %LIGHT < 300 ] ←環境光センサーのレベルが300未満の時
A6: Display Brightness [ Level:130 Disable Safeguard:Off Ignore Current Level:Off Immediate Effect:Off ]  ←明るさレベルを130にします
A7: Send Intent [ Action:darker.SET_80 Cat:None Mime Type: Data: Extra: Extra: Package: Class: Target:Broadcast Receiver ]  ←Darkerに明るさが80%となるフィルターをかけるコマンドを送信します
A8: Else  ←上記2つの条件以外の時
A9: Send Intent [ Action:darker.SET_80 Cat:None Mime Type: Data: Extra: Extra: Package: Class: Target:Broadcast Receiver ]  ←Darkerに明るさが80%となるフィルターをかけるコマンドを送信します
A10: Display Brightness [ Level:160 Disable Safeguard:Off Ignore Current Level:Off Immediate Effect:Off ]   ←明るさレベルを160にします
A11: End If  ←条件式終了
A12: Zooper Widget Pro Variable [ Configuration:#Tlight# = %LIGHT Package:org.zooper.zwpro Name:Zooper Widget Pro Variable Timeout (Seconds):0 ]  ←Zooperに環境光センサーで取得した数字を定義しなおさせます
A13: Flash [ Text:%BRIGHT Long:Off ] ←明るさのレベルを短く表示させます 

 一応これで動くのですが、Nexus9の環境光センサーが起動する条件がいまいちわからず、相変わらずまともに動いてくれません。

 今回のは前回と同じで明るさの調整だけですが、送れるコマンドはカラーパレットの切替や一時停止などもありますので、読書の時に色温度を切り替える、写真の閲覧時に一時停止する等、自分の環境に合わせて自由に設定してください。

 あ、そうそう、このアプリは常駐すると100Mほどのメモリを消費してしまうので、メモリが少ない機種では運用に注意してください。

2015/01/06

Taskerを使おう(7) 場所によって明るさを切り替えよう

 Androidの明るさを自動調整にしている人が多いと思いますが、寝室で寝る前に軽く読書したりするときは輝度が最低になっていてもまだ明るいです。
 固定にしている人は明るいところ、暗いところ、その都度調整が必要となって大変です。
 これをTaskerで自動化してみます。

 条件としては、画面がついた時に周辺の明るさがどうなっているかで判別します。
 もちろんAndroidに明るさのセンサーがないと発動しませんが、最近はついてない機種なんてないと思いますので、これで行ってみましょう。

 ただ、画面が点灯した時に各種センサーが情報を取得するまでタイムラグがあるので、Wait処理を挟む必要があります。

 また、今回は機種の限界以上に輝度を下げるので、Tasker連携アプリのScreenFilterを併用します。

 条件を作成する前に、照度計アプリを入れて自分の生活する中でいろいろな場所で明るさを先に測りました。

 その結果、普段は明るさのレベルが50%で大丈夫でした。
 寝室にいるときは照度が1.8以下位となりました。
 ついでに明るい場所で使うことも考えて照度が300以上の条件も考えました。

 これを元にタスクを作成していきます。

Profile: 画面on (13) ←プロファイル名です
Event: Display On ←画面が点灯した時という条件です

Enter: 明るさ調整 (34) ←タスク名です
A1: Wait [ MS:0 Seconds:1 Minutes:0 Hours:0 Days:0 ] ←センサーが取得する時間として1秒Waitをかけています 
A2: If [ %LIGHT < 1.8 ] ←照度センサーが1.8以下の時
A3: Screen Filter [ Configuration:20.2% Soft-keys On Package:com.haxor Name:Screen Filter Timeout (Seconds):0 ]  ←Screen Filterを使って現在の輝度の20%になるようにしています
A4: Else If [ %LIGHT < 300 ] ←A2以外で照度センサーが300以下の時
A5: Display Brightness [ Level:50 Disable Safeguard:Off Ignore Current Level:Off Immediate Effect:Off ]  ←画面の輝度レベルを50にします
A6: Screen Filter [ Configuration:100.0% Soft-keys On Package:com.haxor Name:Screen Filter Timeout (Seconds):0 ]  ←Screen Filterの値を100%にします(Screen Filterが停止します)
A7: Else  ←A2、A4以外の時(照度センサーが300以上の時)
A8: Display Brightness [ Level:70 Disable Safeguard:Off Ignore Current Level:Off Immediate Effect:Off ]  ←画面の輝度レベルを70にします
A9: End If  ←条件式を終了します。
A10: Zooper Widget Pro Variable [ Configuration:#Tlight# = %LIGHT Package:org.zooper.zwpro Name:Zooper Widget Pro Variable Timeout (Seconds):0 ]  ←Zooper Widgetに照度センサーの値を渡しています
A11: Flash [ Text:%BRIGHT Long:Off ]  ←画面の輝度をトーストします

 A10については、Zooper Widgetに情報を渡して表示させておくことで条件式の見直しをする時の参考にするために使っています。
 これまでも何回か手直ししました。特に寝室で画面がついた時に顔や布団に光が反射したのを照度センサーが拾うため、たまに高い数値が出たりします。

 まだまだ詰めていく必要がありますが、とりあえずこれで現在は満足に運用できています。
 ただメモリが逼迫していて動作が重い時はセンサーの取得がうまく行かなかったりするので、その時はあきらめて手動にしています。

2014/12/02

Taskerを使おう(6) 万一のための備えをしましょう

 Tasker使ってると、色々と設定してみたくなりますよね。
 で、条件を変えながらやっていくと、設定ミスなんかでシステム全体にロックかかったり、画面の上をSCENEで覆って何も操作できなくなったりとかしちゃいます。人間だもの。

 そういう時にTasker自体を終了するProfileをつくっておけばバッテリーを取り外したり、ハードリセットしたりすることなく修正していくことができます。

 やり方は簡単で、普段しない操作を条件としてProfileを作成し、Taskerを停止するタスクを読み込ませるだけです。

 自分はとりあえず、DisplayがONになった時にボリュームが8位上だったら停止にしています。

Profile: Tasker停止 (33) ←Profile名
Event: Display On ←条件1 DisplayをOnにしたとき
State: Variable Value [ %VOLM > 8 ] ←条件2 ボリュームが8位上の時
Enter: Tasker停止 (32) ←タスク名
A1: Disable  ←カテゴリーからTasker→Disableを選択

 これでTaskerそのものが動かなくなります。
 再度動かしたいときは、ミスったタスクを修正したり関連するProfileをオフにした後、右上の縦・・・を押したときにでるメニューからEnable Taskerを選択しましょう。

2014/11/28

Taskerを使おう(5) ウィジェットで動作するタスクをつくろう

 Taskerでもウィジェットを貼り付けることが出来ます。

 なんのウィジェットかというと、単独で動作するタスクです。

 今回はタップするとBTテザリングをオン・オフできるタスクを作ってみました。

 オン・オフする時はオンかオフがわかるようにするための仕掛けをしないといけません。
 そのために、Variableを使用します。

 Variable Setを使うと、特定の値(変数)をセットすることが出来ます。
 まずは特定の値を入れる箱みたいなものをつくります。
 箱には「%○○」という名前をつけます。
 Taskerには最初からこの箱が用意されていて、その場合は%AIR(機内モードの判定)のように全部大文字で表記されます。
 最初の一文字目だけ大文字だと他のタスクにも使い回しが出来、全て小文字だとそのタスクにのみ有効となるそうです。
 また、Taskerに用意されている名称以外を用いれば全部大文字で新規に作っても問題ないみたいです。

 今回はオン・オフなので、タップした時に0か1が入る箱をつくりました。
 Zooperと連携する場合は全部大文字でないといけないみたいなので「%BTTEZA」と作っています。

 また、今回は条件が分岐しているので、1の時はつなぐ、0の時は切断するという判定をしないといけません。
 そのためにif文を使います。MSX使ってた頃からこのへんは変わりませんね。

 Taskerのタスクタブで新規作成を選んで、適当な名前をつけます。
 Task→Ifを選択するとConditionの項目が出ます。ここの%となっているところに自分なりの変数の名前を決めて入力します。自分の場合は「%BTTEZA」です。

 真ん中の「~」を押すと条件が出てきます。今回は1の時なのでイコールを選択したあと、Valueに1を入力します。
 これで「もし%BTTEZAが1だったら」という条件が出来ました。

 次に%BTTEZAが1の時の動作を設定していきます。
 前に記事に書いたとおり、WifiをオフにするのとBluetooth Auto Connectを使って手持ちのテザリング母艦に接続する処理をします。

 これで接続する処理が終わったので、切断処理をするときのために%BTTEZAに0を入れる処理をします。
 Variable Setを選択してToのところに0を入れます。
 この処理により%BTTEZAのなかに0が入りました。

 ここまででIf文の%BTTEZAが1の時の処理が終わりましたので、次は1でない時の処理をします。
 Task→Elseを選択します
 さっきのIfが1の時という条件でElse(その他の)という条件になるので%BTTEZAに1以外の何かが入っている時の処理が次に続きます。

 前回と同じように、WifiをオンにするのとBluetooth Auto Connectを使って手持ちのテザリング母艦から切断する処理をします。

 これで切断処理ができたので、前と一緒で、次に接続処理ができるようにVariable Setを使って%BTTEZAに1をいれておきます。

※Else処理なので、1以外ならなんでもいいのでVariable Clearで空っぽにしてもいいんですが、ほかにも変数を使う可能性があるため、0を入れておいています。

 ここまでで全部の処理が終了したので、Task→End IfでIf文の終了をします。

 この後に書いてあるのは、Zooperに今持っている%BTTEZAの値を入れる処理です。
 これについては、今後解説します。

 これにてタスクが完成しました。
 しかし、単独で動かすためには、なぜかタスクにアイコンが必要らしいので、右下のアイコンをタップしてImageSlectから適当にアイコンを選択しておきます。
 また、最初の処理で%BTTEZAが1になっていないと適正に処理ができないので、TaskerのVARSタブに移動すると%BTTEZAができているので、それを選択して、最初の値1を入力しておきます。

 これをまとめると、下記のとおりとなります。
 BTOnOff (14) ←タスク名
A1: If [ %BTTEZA eq 1 ] ←もし%BTTEZAが1だったら
A2: WiFi [ Set:Off ]  ←Wifiをオフにして
A3: Bluetooth Auto Connect [ Configuration:Connect to BT母艦名 (マックアドレス) Package:de.refluxa.android.bac Name:Bluetooth Auto Connect Timeout (Seconds):0 ]  ←BTテザリング接続して
A4: Variable Set [ Name:%BTTEZA To:0 Do Maths:Off Append:Off ]  ←%BTTEZAに0をいれる
A5: Else  ←%BTTEZAが1以外の時は
A6: Bluetooth Auto Connect [ Configuration:Disonnect from BT母艦名 (マックアドレス) Package:de.refluxa.android.bac Name:Bluetooth Auto Connect Timeout (Seconds):0 ]  ←BTテザリング切断して
A7: WiFi [ Set:On ]  ←Wifiをオンにして
A8: Variable Set [ Name:%BTTEZA To:1 Do Maths:Off Append:Off ]  %BTTEZAに1をいれる
A9: End If  ←If文おしまい
A10: Zooper Widget Pro Variable [ Configuration:#TBTTEZA# = %BTTEZA Package:org.zooper.zwpro Name:Zooper Widget Pro Variable Timeout (Seconds):0 ]  ←ZooperのTBTTEZAという変数に現時点の%BTTEZAの値をいれる

 全部できたら画面にウィジェットを配置して実験してみましょう。
 無事にできているでしょうか?

 あ、そうそう、A10の項目はZooper使う時まで入力しないでください。無駄になります。

 次回も実例を用いた構文の例を紹介・・できたらいいなぁ

Taskerを使おう(4) 自動的にBTテザリングをしてみよう

 役に立つかわからないけど、自分で使っている(た)Profileを解説します。

 前に書いた記事でBluetoothのテザリング接続に少し手間がかかると言っていましたが、それを自動化してみたいと思います。

 BTとの接続はBluetooth Auto ConnectというアプリをTaskerと連携して使います。このアプリは起動時等に指定したBT機器と自動接続するアプリです。

Android app on Google Play Bluetooth Auto Connect

 作動する条件として考えたのは、次の3つを満たすときにしました。
 1 ディスプレイが点いているとき(使うとき=画面が点いているときだけつながっていればいいので)
 2 Wifiに接続されていないとき
 3 Bluetoothがonになっているとき

 Profile画面で右下の+をタップして新しいプロファイルを作成します。

 1の条件だとState→Display→DisplayStateでIsのところをONにします。
 これで画面か点灯している間という条件が出来ます。

 Profileに戻るとタスクを選択しろって言われるので、とりあえずNewTaskを選択します。
 新しいタスクの名前を求められるので、適当につけます。ここではBT自動接続とつけてチェックマークをタップするとタスクの作成画面に移ります。

 タスク画面の一番下の+を押して、野良WifiとかとつながらないようにWifi offにします。

 プラグインからBluetooth Auto Connectを選択して、ペアリング済みの一覧からiPhoneを選択してコネクトにチェック後セーブします。

 これで自動接続まではできました。

 次に終了時のタスクですが、自動接続の反対をやればいいので、
  Bluetooth Auto ConnectからiPhoneを選択してディスコネクトにチェック後セーブします。
  Wifiをonにします。

 この時点でProfileには画面点灯時としか条件がないため、Profile画面に戻り、作ったProfileの下にあるDisplay Stateを長押しすると条件が追加できます。

 追加する条件はWifiに繋がっていない時なので、State→Net→Wificonnectedを選んで、Invertをチェックします。
 Invertは否定(Not)条件なので、Wificonnected(Wifiにつながっている)を否定してNotWificonnected(Wifiにつながっていない)となります。

 もう一つBTがOnのときという条件を追加します。
 自分は常時Onなのでいらないかなーとは思いますが、Offの時に誤作動するのが嫌なのでつけています。
 State→Net→BTStatusでOnを選択します。

 以上のProfileを式にすると下記のとおりとなります。
 
Profile: BT自動接続 (20) ←プロファイル名
State: Display State [ Is:On ] ←画面が付いている状態の時
State: Not Wifi Connected [ SSID:* MAC:* IP:* ] ←Wifiに繋がっていない時
State: BT Status [ Status:On ] ←BTがOnになっている時

Enter: BT自動接続 (19) ←接続時のタスク名
A1: WiFi [ Set:Off ] ←WifiをOffにしています
A2: Bluetooth Auto Connect [ Configuration:Connect to (iPhoneの名前) (マックアドレス) Package:de.refluxa.android.bac Name:Bluetooth Auto Connect Timeout (Seconds):0 ] ←Bluetooth Auto ConnectでiPhoneと接続します

Exit: BT切断 (21) ←切断時のタスク名
A1: Bluetooth Auto Connect [ Configuration:Disonnect from  (iPhoneの名前) (マックアドレス)  Package:de.refluxa.android.bac Name:Bluetooth Auto Connect Timeout (Seconds):0 ] ←Bluetooth Auto ConnectでiPhoneから切断します
A2: WiFi [ Set:On ] ←WifiをOnにしています

 以上で簡単な接続が可能となりました。

 でも、これだと画面がタイムアウトで自動消灯した時とかでも切断してしまうので、もう少し動作を細く設定していく必要があります。

 それは次回以降にでも解説します。

2014/11/27

Taskerを使おう(3) Tasker連携アプリの利用

 Tskerは単体でも色々と操作できますが、Tasker連携アプリを活用するとさらに利用の幅が広がります。

 最高のローテーション制御というアプリの解説で少しかいてますが、このアプリはTaskerと連携することが出来ます。

 Taskerを使うからには回転制御だけでなく、その他にもなにか連動させたいと思います。
 例として、youtubeを使うときに横画面にして、音量を上げるというプロファイルを作りたいと思います。

 Taskerでプロファイルを作成したものは下記のように内容をコピーしたりXMLファイルとして抽出できます。
 カッコ内の数字はたぶん登録されているプロファイルやタスクの何個目かを示しているはず・・?

 Profile: 横画面アプリ (3) ←プロファイル名です。名前付けないと色々と不便です
Application: Vulkano N W, しろくろJ, YouTube... ←Taskerで選択されたアプリです
Enter: 横画面 (4) ←Profileの条件に合致した時に実行するタスク名です
A1: ローテーション [ Configuration:自動横長 Package:nl.fameit.rotate Name:ローテーション Timeout (Seconds):0 ]  ←タスクの1つ目です。自動横長となるようにしています
A2: Media Volume [ Level:5 Display:Off Sound:Off ]  ←タスクの2つ目です。メディアボリュームを5にしています

Exit: 縦画面 (5) ←Profileの条件が終了した時に実行するタスク名です
A1: ローテーション [ Configuration:自動縦長 Package:nl.fameit.rotate Name:ローテーション Timeout (Seconds):0 ]  ←タスクの1つ目です。自動縦長となるようにしています
A2: Media Volume [ Level:0 Display:Off Sound:Off ]  ←タスクの2つ目です。メディアボリュームを0にしています



 実際の画面で見ると、まずは右下の+キーを押して新しいプロファイルを作成します。
 今回はアプリを選択するので「Application」を押します。










 すると、アプリ一覧がでてくるので、横長にしたいアプリを選択していきます。
 選択されたアプリは赤い枠で囲まれます。











 タスクの作成画面です。
 新規タスクを作成して、真ん中下の+を押すとカテゴリー一覧が出ます。
 そのなかで、プラグインを選択すると図の通りプラグインとして使えるアプリ一覧が出てきます。
 今回はローテーションを選択します。









 選択すると、左の画面となります。
 右の方にある鉛筆マークをタップすると












 ローテーションの制御画面に移ります。
 今回は自動横長を選択しましょう。










 後は、タスクの作成画面まで戻って、メディアボリュームを5にする作業を追加したら実行作業は完成です。

 次に戻る処理をするのですが、タスクの画面から新規作成して、
  ローテーションを自動縦長とする。
  メディアボリュームを0にする。
 の2つの作業を組み込んで戻ります。

 プロフィールの画面に移動してさっき作ったプロフィールのところに「→横画面タスク名」となっているところの→の部分を長押しして、ExitTaskを選択します。タスク一覧から今作った戻るためのタスクをタップしたら一連の処理が完成します。

 画像がないとわかりにくいかな?

 ゲームなんかだとボリュームよりも画面の消灯時間を長くするタスクのほうがいいかもしれませんね。

 次はもう一つ例としてBTテザリングの自動接続について解説します。




 

2014/11/18

Taskerを使おう(2) 簡単な例題(画面回転オンオフ)

 Taskerを導入したところで、簡単なものを登録して実行してみましょう。

 自分は基本的に縦長状態で使用しているのですが、YOUTUBEをみたり、横長の画面で行うゲームなんかだと設定から画面の自動回転を操作しないといけないのですが、それを自動化してみます。


 Profile画面の右下にある+をタップするとメニューが出てきます。
 今回はアプリごとの設定なのでApplicationをタップします。



 すると、アプリ一覧が出てくるので、横画面で使いたいアプリを指定します。使いたいアプリをタップすると枠で囲まれます。




 バックキーで戻るとタスクの選択画面が出てきます。今回は初めてなので、NewTaskをタップすると、名前を付けてーと言われるので、適当な名前を付けます。今回は横画面とでもつけます。

 名前を付けた横のチェックをタップするとタスクの作成画面になります。












 真ん中下の+をタップすると実行できる動作の一覧がでます。

 今回は自動回転にしたいのでDisplay→DisplayAutoRotateをタップします。









 SetがOffになっているのでOnにしてバックキーで戻るとタスクが
完成しています。

 もう一度バックキーで戻るとProfileが完成しています。









 これで今回の課題は完成です。
 ホームに戻って、横画面に指定したアプリを立ち上げてみましょう。ちゃんと自動回転になっているでしょうか?
 また、終わったら元に戻っているでしょうか?

 もし戻っていない場合は、今作ったProfileを長押しして上に出てくるPROPERTIESをタップしてみてください。
 Restore Settingsにチェックが入っているでしょうか? チェックがあると条件が終了したら元に戻るはずです。



 こんな感じで、どういうときに何を処理したら作業が楽になるかを考えながら作り込んでいきます。
 次回は他のアプリをプラグインとして利用する方法を解説します。

2014/11/17

Taskerを使おう(1) 最初に

 iPhoneとandroidを併用している理由は、android端末の自由度の高さです。
 その中でもTaskerというアプリを導入するとやれないことはないというくらいに自由に運用する事が出来ます。

Android app on Google Play

 自分が使ってるのは、iPhoneとのテザリングを自動化する、アプリごとに日本語入力を切り替える等です。

 ただ、設定が難しく、有料アプリで、しかも日本語訳がないんで取っつきにくいと思います。
 1週間のお試し期間があるので、とりあえず試してみてはどうでしょうか?

 自分はwikiを見たりしながら試行錯誤しています。

 ネットで検索すると結構設定の解説をしているところがあるので、自分のやりたいことに似ている設定を見ながらいじっていくと早く使えるようになるかも?



Taskerを立ち上げるとこの画面になります。
すでに条件が色々と作られています。この条件に合致するとTaskが実行されます。
右上の…をタップすると次の画像になります。













Prefencesをタップして













ビギナーモードにチェックが入ってる場合は外してください。












 これで最低限の利用環境が整いました。
 次回から実際の作り方について解説します。